
CYBERDRIVE SEIUN JR1のレビューです。JR1とJR2の違いはUSB DAC機能の有無のみですので単体DAP としての音質はJR2と同等になります。JR1は現在販売されておりませんがJR2は28,800円にて販売中です。 最初に良い点と悪い点を簡単にまとめておきます。
良い点
・何より小さいw
・音質はなかなか良く、少し高音域寄りで上品な伸びの良い音
・384KHz/32bitへアップサンプリング出力
・DACチップにESS製9018Q2Cを採用。
・DSDデコードチップのXMOSを追加しUSB接続で端末をDACアンプとして駆動。 (JR2のみ)
・再生時間は30時間(非ハイレゾ音源)、15時間(ハイレゾ)と最近のDAPの中ではかなり長い
・操作性はとてもシンプルでレスポンスも良いため比較的良好と言える。
悪い点
・容量が内臓64Gのみで容量が増やせない。
・ヘッドホンの駆動力はそこそこ、元から低音が少なめな傾向なため駆動力的には問題無くても物足りなく感じるヘッドホンは結構あると思う。
・長押しで下にスクロールしないので選曲時に上下ボタンを連打する必要がある
注意点
・JR1はDSDはネイティブではなくPCM変換(JR2はUSB DACでの使用時のみDSDネイティブ)
1、操作性はシンプルでレスポンスも良いのだが不満点もアリ
操作性は動画の通りでシンプルですしレスポンスも良いので比較的使いやすいと言っていいと思うのですが、スクロールは長押しではされず上下ボタンを連打しなくてはいけないのが面倒です。これ以外はイヤホンが付いていない状態で電源を入れておくと自動で数十秒で自動で電源が切れたり、急に大きな音にならないようにボリューム20以上では警告が出たりと細かいところの配慮はあるだけに長押しのスクロールさえ対応してくれていれば、、、

2、音質はかなり良い。少し高音域の主張が強い伸びやかで上品な音。
音質はかなり良いと言っていいと思います。価格帯としても3万円を切る機種としてはトップクラスに良いんじゃないかな、ただその代わり内臓64Gのみだったり使いにくい点も多いんですけどねw
音の傾向としては少し高音域に寄った全体的に明瞭でスッキリとした音です。明瞭で高音域寄りというと少し癖の強い音を連想してしまいがちかなと思うのですが、こちらのJR1はとても高音域の伸びの良さが印象的でとても艶やかで綺麗な音が鳴ります。そのため高音域の伸びの良さが印象的なイヤホンとの相性が非常に良く、手持ちのイヤホンですとPinnacle P1やPianoforteⅨとの相性がとても良いです。特にPianoforteⅨに関してはかなり好みの分かれるイヤホンですが、このSeiun JR1で聴いてもらえたら良さを発見して貰えるんじゃないかなと思える程の音を鳴らしてくれます。

3、駆動力は可もなく不可もなく
駆動力は一般的なポータブルヘッドホンで使用する上で問題になる事はあまり無いと思うのですが、何でも余裕で鳴らしてくれる駆動力を期待するのはやめたほうがいいです。ヘッドホンのMDR-Z1000(比較的鳴らしにくい)を鳴らしてみたところ、音のフォーカスが甘くなったり、高音域が曇ったり等の駆動力が足りてない時にありがちな音は鳴らないのですが、元々が少し高音域寄りで上品な音を鳴らすDAPなため中低域に物足りなさを感じる面もありました。これだけの小型のDAPですし、駆動力云々より音の傾向的にも基本はイヤホンと合わせたほうが良さそう思いますね。

4、今では貴重となった有望な薄型サブDAP候補
音はとても良いしバッテリーの持ちも良い、そして操作性もまぁ悪くはない。見た目もスマートで、何よりこの大きさでこれだけ聴きごたえがある伸びやかな高音域を鳴らしてくれるのは本当に魅力的なDAPだと思います。それだけに、これで内臓だけでなく外部容量に対応してくれればと惜しく思う気持ちも隠せませんね。64G内臓のみとなりますので、沢山の音源を持ち歩かれる方には不向きですが、私のようにメインはQP1R等のMicroSDが2枚入る機種を使用して、こちらのSeiun JR1はよく聞く曲だけ入れて気軽に使えるサブDAPとして運用すると便利かなと思います。あと、私は正直アップサンプリングってあまり重要視しないので細かくは取り上げませんでしたが、どんな音源も384KHz/32bitへアップサンプリング出力してくれますので、気持ち的にはいつでもハイレゾです(笑)
手頃なサイズで良質なサブDAPを探されてる方にお勧めしたい機種です。PianoForeⅨやPinnacle P1のようなな高音域の伸びやかさが印象的なイヤホンをメインで使用されている方は結構気に入る方が多いんじゃないかなと思います。
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