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Tangzu FUDUという現在89ドルで販売されている1D2BA構成のハイブリッドイヤホンのレビューです。依頼の関係でAngeldacさんのリンクを貼りつけていますが、既に国内販売もされている製品ですので各自好きなところで買ってもらえたらと思います。
販売サイトはこちら

 
注目ポイント
・Divinusとのコラボレーションモデルでデザインや付属品も色々と拘りが見られる
DivinusとのコラボモデルなのでDivinusのvelvetイヤーピースも付属します。このイヤーピースが買うと2,100円くらい取られる非常に高価なもので、それだけでも結構お得感アリ
良い点
・音は良い。非常にまとまりのあるクセの少ない音。Tangzuはバランスは取れているものの面白味が無い音を鳴らすイヤホンが多い印象だったが、このイヤホンは少し元気な明るい高音域の刺激があるので、その適度なアクセントが楽しい。
・デザインは非常にカッコいい。最近ゴテゴテした派手なデザインが多い中、こういう無骨なマットブラックの筐体はとても個人的に好き
・イヤーピースにDivinus velvetが付属する。このイヤーピースがエンボス加工がされた非常にサラサラで肌障りの良い質感でとても良い
悪い点
・良い音だとは思うが、まぁハイブリッドによくあるタイプの少しドンシャリな元気系な音だなぁと感じて唯一無二感は正直無い。
DSC05792TANGZU FUDU
音質評価 85点
1、ハイブリッド構成でありながらも、非常にまとまりの良い音で軽いドンシャリ傾向ではありつつも、帯域ごとの癖が少ない。聴きやすく、それでいてそれなりに刺激も感じられる音。

正直言って個人的にはTangzuのイヤホンは「悪くない、むしろ良い音なんだけど、面白くねぇ」と思うことが凄くあって、今回のイヤホンもそういうタイプなのかなぁと勝手に予想していたのですが、今回のは今まで通りの「極力自然な強調感の無い音」というメーカーの音造りは継承しつつも、適度に高音域の煌びやかさ、低音域のドラムのアタック感といった刺激の部分がしっかりとアクセントとして生きて来る少し元気な鳴り方をしてくれているので、聴いててつまらないということは無く、良い塩梅でまとめられている印象です。全体的に音の分離が良く、全体的な解像度も高いので、これ1本で色々な音源を聴きたいというオールラウンダータイプのイヤホンを探している人に良い選択肢になりそうだなと思います。
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音のバランス
高音域 □□□■
中音域 □□□
低音域 □□□■
2、音のバランスは少しだけ低音域よりの軽いドンシャリで、適度に元気鳴り方はしつつも、全体的には自然で聴きやすいバランスを損ねない、上手い塩梅でまとめられている印象。

音の傾向は少し低音域寄りの軽いドンシャリ傾向。音場は少し広め
高音域は非常に明瞭でスッキリとした音ですが、少し主張が強めでピーク感がある音を鳴らします。少し刺さりは強めに表現される印象があるので、刺さりが苦手な人には合わないと思いますが、個人的には全然許容範囲。ただ、そこそこBAドライバからの高音域が主張が強めに、良くも悪くもハイブリッドらしい鳴り方をするので、そこが好みが分かれそうな印象です。(個人的にはこれくらい主張があるのほうが楽しく聴ける元気な音といて、むしろ好印象)
中音域は特に凹むことなく、適度な音像の大きさで自然な定位感で鳴ってくれます。このイヤホンがハイブリッドらしい高音域と低音域の刺激的な主張がありつつも、聴いている感じは自然に思えるのは、この中音域の質感がしっかりしているからかなと思います。ハイブリッド系のイヤホンはこの中音域の音が変に遠かったり、他の帯域に負けないように音像を大きくしたりすることが結構ある印象なのですが、このイヤホンは全体的な分離性能の高さのおかげか、特にに強調感が無い音を鳴らしてくれ、バラード等の音源を鳴らしても違和感の無い自然な音で鳴ってくれるのが良いですね。
低音域はそこまで力感が強いわけではありませんが、しっかりと重低音の下支えがある芯のある音を鳴らしてくれます。この帯域も音の分離が良く、少し硬めのカッチリとした質感の音が鳴ります。正直量感の多さや、ゆったりとしたふくらみのある低音を求める音源だとカッチリと鳴らしすぎる印象は少しありますが、それでも変な音の輪郭の強調感は無いので、少しサッパリとした低音域にはなりますが、幅広い音源に対応できる印象です。まぁ基本はバンドサウンド系の低音域のほうが合うかな。
相性の良い音源は、ハードロック、パワーメタル、軽快なアニソン、ゲームサウンド等。基本的に分離の良い軽快で元気な音なので、ミドルテンポ以上の少しアップテンポな音源と相性が良いです。
相性の悪い音源はジャズ、EDM、フォーク等、低音域が硬めのサッパリとした音を鳴らすので、ゆったりとした広がりのある低音域を鳴らす音源では物足りなさがあるかなと思います。
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3、TangzuのSancaiとDivinusのVelvetというイヤーチップが付属する。特にDivinusのVelvetは国内価格も高くお得感がある。
イヤーピースが豪華な仕様となっています。DivinusのVelvetはエンボス加工がされた非常にサラサラな質感の付け心地が良いイヤーピースで、良い意味でい一番短時間の使用でも良い物だと感じやすい唯一無二の魅力がありますし、TangzuのSancaiもなかなか綺麗な見た目で音も自然な抜けの良さがあり好印象でした。この89ドルという価格で、これだけイヤーピースにも拘っているのは非常にポイントが高いですね。20万、30万するイヤホンで付属のイヤピが適当なメーカーとかどうなってんだよ本当w
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おススメ度 85点
4、クセの少ない音でありながらも、適度に刺激的なアクセントも感じられる、非常に上手い塩梅でまとめられたイヤホン。

正直そんなに唯一無二な音が鳴るタイプのイヤホンではありません。どちらかと言えば、どんな音源でも80点~90点のクオリティで上手く鳴らしてくれるようなイメージの、良い意味で優等生タイプのイヤホンだと思います。ですが、優等生タイプでありつつも、適度に高音域の明瞭な煌びやかさや、低音域の分離の良いスピード感のある音といった、音の楽しさを感じられるアクセントとなるものが感じられて、本当に上手い塩梅でまとめられているイヤホンだなと思います。色々なイヤホンとの使い分けで買うには、そこまで面白味は無いかもしれませんが、知り合いに「100ドル以下で良いイヤホン教えて」という漠然として質問をされた時に勧めやすいイヤホンかなと思いますねw
元気な軽快な音が鳴るイヤホンで、でも音の自然さもある程度損ねたくないというタイプの人におススメしたいイヤホンです。
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